ぬるま湯に浸かる日常

あらゆることに中途半端なならず者が、好きなように好きな話をするブログ

グミ愛

「スミスさんって、めっちゃグミ食べてるイメージなんですけど、好きなんですか?」

仕事中、小腹が空いたのでジュレピュレをつまんでいたら、その様子を見ていた後輩から声をかけられた。このグミはコンビニで万札を崩したくて買ったものだったが、たしかに飴でもガムでもなく、迷わずグミを取っていた。

改めて聞かれることもそうそうなかったけれど、好きか嫌いかで問われると、好きだ。昔からそう。アンパンマングミから始まり、もぎもぎフルーツ、ヒモQ、果汁グミ、ピュレグミ、ハリボーポンジュースグミ、最近だとピュアラルグミ……(ポイフルはグミに入るか微妙だけど、これはあんまり好きじゃなかったなぁ)。別に凝っているわけではないので、スーパーやコンビニで売っていて、目についたものを買う程度。だけど好きと言っていいと思う(よね?)。

私が最高にグミ狂だったのは大学時代。週2で部活をやっていて、授業終わりから部活までの間で小腹が空くことが多くなったことに由来する。その頃、なにを思っていたのかはもうさっぱり覚えていないけれど、大好きなチョコレートよりカロリーの低いもので小腹を満たしたいと思っていた。それでなんとなくたどり着いたのが、グミだったのだ(カロリーを気にしていた時代が私にもあったのね、、)。

改めて食べるとやはりグミはおいしい。小さい頃から親しんできたものだし、だから当然のごとくみんな好きなんだろうと思っていたけれど、意外といるのだ、グミ嫌いが。

私はおいしいものは共有したい派なので、その場にいる人に自分の食べているものを「いる?」と聞いてはあげるという行為を繰り返していたのだが、チョコレートの拒否率はほぼゼロに近いのに対し、グミは1割程度いる。でも思い出せば、自分の母もグミ嫌いだった。強い匂いと食感が嫌なんだそうだ。

だから、グミの場合は人にあげる前に聞くようになった。「このグミめっちゃおいしいんやけど、苦手じゃなかったら、いる?」と。

意外と国民的菓子ではない、微妙な立ち位置のグミ。でもやっぱり、私はそれが商品棚にぶら下がっていると、飴よりガムより優先してしまうのだ。たしかにチョコレートには劣るけれど。